不妊治療と東洋医学
妊娠するためへの第一歩として、バランスのよいホルモン分泌、質の良い卵子、やわらかな厚みのある子宮内膜を作ることが大切です。不妊治療に対する西洋医学と東洋医学のアプローチは違います。西洋医学では、排卵促進剤や黄体ホルモン剤を利用し排卵を促進しさせたり内膜を厚くさせますが、東洋医学では、不妊の原因は何かを突き止め、そこから治療を始めます。例えば、月経血に固まりがある場合、子宮への血行が悪いと考え、子宮/卵巣への血行を促しなめらかな内膜を作っていきます。また冷え性で排卵後の体温がなかなか上がらない場合は、体を温める鍼や漢方で理想的な黄体期を作っていきます。 妊娠準備ー妊娠ー出産ー産後ー授乳期と長い目で女性の体を見据えた体にやさしい治療を行うのが東洋医学であり、当クリニックの特色です。
当クリニックでの治療内容
初診では約30分以上かけ問診を行います。お一人お一人抱えていらっしゃる症状が違うので、過去と現在の月経状態、PMS(月経前の症状)、食事の内容、睡眠の質、お腹の調子、便通等をお聞きします。その後、脈診でぞれぞれの臓器の状態を調べ、触診によりお腹の堅さや背中/肩/首の凝りをチェックし、舌診で体の温度や胃腸の状態、水分代謝が十分できているか否かを診ます。
なぜお話をお伺いし、体を丁寧に調べたりするかというと、お話することにより症状の理解を深め、体からたくさんのサインを受け取り治療に役立てるためです。
いろんな情報がそろったところで、症状の原因を探り、鍼を打つツボと漢方薬選び治療を始めます。
2回目以降の治療でも、毎回問診/触診をしながら治療をしていきます。
治療は週に1度、漢方薬と鍼灸治療を併用するケースが多いですが、個人差があるので、治療の回数、漢方薬との併用についてはゆっくり時間をかけご説明させていただきます。