東洋医学って何?
人間は恒常性(ホメオスタシス、homeostasis)という特性を持っています。それは体の中や外で起こった変化に対応しながら、体の機能を一定に保ちながら生きることです。つまり暑い時には発汗により体温調節をし、風邪の場合は白血球などの免疫機能が働き、体に入って来たウイルスや病原菌と戦い退治してくれます。東洋医学は本来人間の持つ恒常性を一定に保ち、免疫力、消化力、生殖能力等を高め、体の状態を最も良好な状態にさせる医学です。
東洋医学、鍼灸の起源はとても古く、紀元前200年頃に書かれた「黄帝内経」は現在も重要な教科書として読まれ、その理論/ツボ/治療法は何千年の時を超えても今なお変わらず臨床の場で実践されています。
鍼はどうして効くの?
肩こりを例にとりましょう。長時間コンピューターの前に座り続けると、背中や肩の筋肉がこわばり、目が疲れ、あまり動かさない下半身の血行が悪くなります。夜しっかりと睡眠が取れたら、寝ている間に筋肉を弛緩させる神経(副交感神経)が働き、緊張していた筋肉を柔らかくしてくれるのですが、寝不足やストレスで十分休息できずにいると、体の緊張が続き「凝り」となり、最終的には「痛み」へと変わります。鍼灸はまず体の緊張を司る交感神経と弛緩を司る副交感神経の平衡を取り戻し、体全体の緊張を緩め、上半身と下半身の血行のバランスを良くします。その後、まだ痛みのある箇所に鍼で刺激を与え、血行を促し筋肉の修復を速め、その結果痛みや凝りが取れるのです。
鍼って痛くないの?
当クリニックでは0.16ミリのとても細い使い捨て鍼を使用してるのでほとんど痛みは感じません。
鍼が初めての方には、十分説明し治療を始めますのでご安心ください。
小さなお子様には鍼は小児鍼をご用意しています。